*誓い*


もう泣かない・・・。

あの人の仇を取るまでは、絶対に泣かないって決めた。

『仇』なんて、ありきたりだと自分でも思う。

でも、短かったけど、それでもありきたりの恋愛をしていた自分には、結構お似合いなのかもしれない。

待っててね。

何があったって、あいつの首、絶対に取ってきてあげるから。

例え、あなたが望まなくても・・・。




昨日、あなたが死んだ。

割と一瞬の事だったような気がする。

ほんの数分前まで笑っていたあなたの顔は、すでにそこには残ってなかった。

その時の私は、もう何も理解出来なかった。

ううん、理解したくなかった。

確かにこの目で見ていたはずなのに、あなたの死が受け止められなかった。

確かにこの顔にあなたの血を浴びたはずなのに、それでも死が受け止められなかった・・・。

何で?って、そんなのは簡単よ。

独りになるのが、恐かったから。

独り寝は、得意じゃないの。

だからかな?

その日の夜、薄暗い部屋に独りで横になった時、やっとあなたの死が受け止められた。

私を抱きしめてくれる大きな手がないのに気付いて、やっと理解出来た。

そしたら、急に涙が溢れてきた・・・。

今までの思い出とかを急に思い出して、ただひたすら涙が溢れた・・・。

私、何もしてあげられなかったよね?

甘えてばっかりで、何ひとつしてあげられなかったよね?

だから決めたの。

遅くなっちゃったけど、ホントに遅くなっちゃったけど、私からあなたにあげる、

最初で最後の心からのお礼。

あなたの首を切り取った、あいつの首。

どこまでも追いかけて、絶対に切り刻んできてあげる。

あなたのために、絶対に取ってきてあげる。

だから待っててね。

必ず待っててね・・・アルド・・・。




                                                      END



ああもうッ、今回もこの女はワケの分からない事を長々と・・・。
沙璃に「クリシーヌ小説書いて!!」って頼まれたから書いてみたものの、難しいですよ、奥さん・・・。
しかも小説っていうよりも、『クリシーヌ、心の叫び』みたいになってます。
あと、最後の最後まで彼の名前を出さずに、『あいつ』で貫き通したのは、私の愛ゆえの意地です、はい・・・。
書いてる最中、何度も頭の中をヴェガがよぎってしまい、大変でしたってvv
こんな文章で、少しでもクリシーヌ好きの方の心を潤せたなら、光栄でございます。

瑠樹奈

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ああもうッ(マネ)、イイっすよ! イイっすよ!! ありがと〜〜〜vv
初めて拝見しましたよ! アルド×クリシーヌ(ア←クかな?)小説vv
いいんですよ、クリシーヌの語りでも! 彼女がいれば〜v(重症)
ちょっと乙女な彼女も良いっすね! ええ女や〜v
あーでも、本当にゴメンねぇ。 刺身にしてやる、だってよヴェガのこと。(←そんなコトは言ってません)
いや、私はいいんだけどね〜v(←変)
でも、こんなヤツのために本当にありがとうでした!(感謝) 愛してるわよ〜vv(キモっ!)

沙璃